変わりつつある言語

A mini essay on the evolution of the Japanese language that I wrote for a 3rd year university reading and writing class.

 今時、21世紀で国際化の増加と共に日本の独特な言語と文化を守る事に関する不安も増えているらしい。日本の文化と言語を守るために海外からの影響を抑える事を求める方もいる。鎖国心理を思い浮かべて、移住・海外ビジネス・日本語に入る外来語を制限する事で、日本の特殊な文化遺産と生き方を保護出来ると思われているようだ。

 この点とはまったく逆である、英語の場合を考えて見よう。ほかの言語が英語に与える影響を抑える事実を想像出来るだろうか。英語全体はラテン語・フランス語・ドイツ語等を含む様々な言語から構成されたものだ。英語を使う話者によって、他の言語の影響を追加し改善しイノベーションをした結果、英語は世界共通語になったとも言える。

 生物と同じで、変化していく世界に適応出来る言語しか生き残れない。よって国際的な日本は、閉鎖的な存在を永遠に続けることは出来ない。日本の文化と言語を保護する事について不安を誠に抱いていれば、言語鎖国主義を考え直すように私は示唆する。